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公募展レポート 第1回展/2021年

公募展概要

「SHIFT Challenged Art 公募展」は障がい者アーティストのための単なるチャリティーイベントではありません。
私たちは、この公募展を通じて、障がい者の方が自らの力でキャリアを築ける社会の創造に寄与していきます。障がい者の方が思う存分に能力を発揮できる環境を用意し、輝くためのきっかけを創りたいと思っているのです。
この機会が、自らの力をまだ活かしきれていない方々へのエールとなり、その力を受け入れ、活力とできる社会を世界中に創出していきたい。そんな想いを多くの方へ届けるため、本公募展開催を企画しました。

SHIFT Challenged Art 公募展2021

審査員

  • ビジョナル株式会社取締役CTO 竹内真​

    ビジョナル株式会社
    取締役 CTO

    竹内 真​ 氏​

  • 株式会社ブレインパッド代表取締役社長 草野隆史

    株式会社ブレインパッド
    代表取締役社長

    草野 隆史 氏​

  • 小山登美夫ギャラリー代表 小山登美夫​

    小山登美夫ギャラリー
    代表

    小山 登美夫​ 氏

  • 練馬区立美術館館長美術評論家 秋元雄史

    練馬区立美術館館長
    美術評論家

    秋元 雄史​ 氏

  • 一般社団法人日本アーティストエイド協会理事長 内村宏

    一般社団法人
    日本アーティストエイド協会
    理事長

    内村 宏​​ 氏​

  • NPO法人アート・オブ・ザ・ラフダイヤモンズ副理事長 若尾尚美

    NPO法人
    アート・オブ・ザ・ラフダイヤモンズ
    副理事長

    若尾 尚美​ 氏​

  • 株式会社SHIFT代表取締役社長 丹下大

    株式会社SHIFT
    代表取締役社長

    丹下 大​

表彰式の様子

表彰式 2021年12月3日(金)17:30~18:10 株式会社SHIFT本社にて

応募数594作品から48作品、5賞を発表し表彰式を執り行いました。
当日はコロナ渦ということもあり、受賞者を含めた49名の関係者の方にご来社いただきました。
受賞者3名と残念ながら当日お越しいただくことができなかった2名の受賞者からは、ビデオレターや音声メッセージで喜びの言葉を頂戴し、審査員から受賞者の皆さんへ盾と特典の授与が行われました。

受賞作品

大賞中村 真由美 「水牛」

審査員コメント
世界中のいろいろなアートを見てきましたが、世界レベルで考えても力強く、そして繊細さを兼ね備えたすばらしい作品。そう思い、今回大賞として選ばせていただきました。
(ビジョナル株式会社 取締役 CTO 竹内 真氏)
約600作品から絞り込んで審査しましたが、たくさんの作品のなかでもいい意味で”浮きあがって見え、目を引く作品”で、迷わず選ばせていただきました。
(株式会社ブレインパッド 代表取締役社長 草野 隆史氏)
水牛の細部の描き方、黄色の背景にもいろいろな描きこみがあり、どうやって社会を見ているのか本当に考えさせられ、面白かったです。
(小山登美夫ギャラリー 代表 小山 登美夫氏)
審査の途中まではわからずに投票していましたが、最後にたんぽぽの家の方だとわかり、私自身も非常にうれしく思っています。素晴らしい色彩で、形にもたいへん探求心が感じられ、よい作品だと思います。
(練馬区立美術館館長 美術評論家 秋元 雄史氏)
中村さんの作品から、本当にじっくりキャンパスと向き合いながら、ひたすらペンを描きこんでいることがしっかり伝わってきました。また、秋元さんと同様、色彩に魅了されました。
(一般社団法人 日本アーティストエイド協会 理事長 内村 宏氏)
審査員全員が満場一致で、パッと決まりました。本当によい作品がたくさんあるなかで、大賞にふさわしい作品として”選ばれるためにあった”のかなと思ったくらいです。
(NPO法人 アート・オブ・ザ・ラフダイヤモンズ 副理事長 若尾 尚美氏)
約600作品を2ヶ月かけて審査してきましたが、最初に見たときから、本当に素晴らしいと思いました。
黄色の色彩、繊細さ、そして高い集中力を感じさせる筆遣いが非常に印象的で、絵から強いオーラが伝わってきて、満場一致の作品でした。
(株式会社SHIFT 代表取締役社長 丹下 大)
受賞者コメント

ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

支援者コメント
真由美さんは、18年ほど前からたんぽぽの家で毎日4時間コツコツ制作を行ってきました。
この水牛のようなデッサン画は、ペンを5色ほど使用し制作されていますが、それ以外にも張り子を制作したり、色鉛筆や油絵を使用するなどとさまざま技法にも挑戦をされております。
このキャンバスには、2年以上の月日が費やされています。
集中して描かれている場面もあれば、ゆっくり描いている時もあったりと、真由美さんと一緒に長い時間を過ごしているキャンバスなので、たくさんの人に見ていただけて大変うれしいです。
私以外にも支援者がたくさんいますので、代表してお礼を述べさせていただきます。

審査員特別賞新村 蒼太 「アルパカ」

審査員コメント
一次審査で作品の写真を見ているときは、その力強さから大きな絵だと思っていました。
実際は手に収まるくらいのサイズで、大変緻密にマスキングテープを貼り合わせることで、完成度の高いよい作品になっています。
これからも、ますます素晴らしい作品をつくりつづけてください。
(練馬区立美術館館長 美術評論家 秋元 雄史氏)
受賞者コメント

今回のアルパカは、自分の大好きな作品なので非常にうれしかったです。これからもほっこりした作品をつくっていきたいです。

支援者コメント
大好きな貼り絵がこういったかたちで評価されるのは、非常に幸せなことだと感謝しています。
本人のよいところをどんどん伸ばせるよう、私もサポートしていきたいと思います。

優秀賞中野 道人 「small world of 2021」

審査員コメント
凄く緻密に人や家や街が描かれています。それと引き換えに大胆に余白をつくり、そのど真ん中にサインを入れるという大変なコントラストで、こういう緻密かつ大胆な作品をなかなか見かけないなか、本当に目を奪われて、今回この賞を贈らせていただきました。
(ビジョナル株式会社 取締役 CTO 竹内 真氏)
支援者コメント
この度は、授賞式にお招きいただいたのにもかかわらず、行くことができずすみませんでした。 優秀賞をいただき、とても感謝しています。
この公募展は、Facebookを通して知り、応募させていただきました。
昨今の混迷した時代、多様性の重視が叫ばれているなかでのSHIFT様のさまざまな活動のなかの一助となれたことに、とても喜びを感じております。
SHIFT様のご厚情に感謝して、これからのSHIFT様のご発展を心から祈ります。

「SHIFT Challenged Art 公募展 2021」賞岩堀 里美 「水牛」

審査員コメント
会場でお目にかかれず大変残念ですが、おめでとうございます。岩堀さんの作品を選ばせていただきました。
この作品はカラーペンで描かれていますが、まるで刺繡や織物のような表現をされています。とても独特な自分の世界を表現されていて、素晴らしい作品だと思いました。
これらの作品をしっかりアート作品として評価をし、残してゆくべきだと考えています。
「SHIFT Challenged Art 公募展 2021賞」は、1年分の画材を贈らせていただきますが、サインペン、カラーペンは色が飛びやすいという性質がありますので、
作品として残していけるように、色飛びしにくいペンをお贈りしたいと考えております。また作品制作に励んでいただければと思います。
(NPO法人 アート・オブ・ザ・ラフダイヤモンズ 副理事長 若尾 尚美氏)
支援者コメント
絵画の制作を頑張っています。これからも絵をたくさんに描いて頑張りますので、また何かください。待ってます!

SHIFT賞長谷部 航輝 「動物達の海探検」

審査員コメント
本当に多彩な作品があって、非常にみなさんの目を楽しませてくれるなかでも、私のなかでこの絵がぱっと目に留まりました。
SHIFTそのもの。弊社は、雇用をたくさん生み出す会社になりたいと思っており、雇用を生むということが社会にとって非常に重要な事だと思っています。
たくさん雇用を行うなかで、多彩な才能をもった人たちが多く活躍できる環境になれると思っています。

作品は、いろいろな動物や魚など、見たことないようかたちも非常にあって、本当に面白いなと、なによりも癒される良い作品づくりをされていることが目に留まったので、SHIFT賞に選ばせていただきました。
恐らく、いろいろと頭のなかで、こんな動物がいたら楽しいとか、(頭に)こういうアクセサリーをつけると面白いんだろうなとかを考えて描かれていると思いました。
これからも多くの作品を描いていただき、楽しませていただけるとありがたいなと思っております。
(株式会社SHIFT 代表取締役社長 丹下 大)
受賞者コメント

「動物たちの海探検」を描きました。今回、「SHIFT賞」をいただきとても嬉しいです。これからも楽しく絵を描いていきたいです。

支援者コメント
本人が日々楽しみながら描いている絵を、たくさんの方々に見ていただける機会をいただきましたことに感謝申し上げます。
これからも航輝が航輝らしく絵を描いていけるように、親としてもサポートを頑張っていきたいなと改めて思っております。

オンラインギャラリー >

入選した48作品を
こちらからご覧いただくことができます。

公募展情報

【主催】
株式会社SHIFT/SHIFT Challenged Art 公募展 2021 実行委員会
【応募期間】
2021年8月23日(月)~ 2021年10月15日(金)
【一次審査】
2021年10月18日(月)~10月25日(月)
【二次審査】
2021年11月8日(月)~11月15日(月)
【表彰式】
2021年12月3日(金)
【応募総数】
596作品
【一次通過作品】
98作品
【入賞】
5作品

ご不明な点はメール、またはファックスにてお問い合わせください。

〒106-0041 東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル

「SHIFT Challenged Art 公募展 2021 実行委員会」宛て

TEL:070-3198-5061/FAX : 03-6809-1197[平日 10:00~16:00]

Email :  info_shift_challenged_art@shiftinc.jp

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